山梨のワインとワインツーリズム、そんな日常の風景。山梨ワイン.com
2009年11月 6日 00:55
ワインツーリズム2009 ボランティア・ワイナリー担当者合同会議
いやあ明日ですね。
「ワインツーリズム2009」への参加お申込も締め切り、現在、最終のご連絡メールの準備と当日の受付体制の準備をしています。
今日は朝から受付会場とメイン会場で設営準備をします。
たくさんの方々のご協力が必要です。どうぞお時間のある方は、お越しください。
11月2日の夜には、私たちのこれまでの活動の中で、嬉しい会議が開かれました。
昨年は求めても決して出来なかった会合でした。
実行委員長の笹本の話で始まったこの会議では、ゆっくりとじっくりと時が流れました。
「ワインツーリズム2009への参加者にはワインの産地を『能動的』に楽しむことを要求しています。『受身』で来ても何も得られません、とはっきり言っています。そのようにしてお集まりいただく参加者は、ほとんどが1人ないし2人でお申込み、誰かに連れて来られたのでも、過大広告に踊らされて来るのでもありません。勝沼と塩山の魅力を求めて来ます。そのためにガイドブックで予習もしてきます。そんな参加者を迎え入れ、おもてなす私たちにこそ、『主体性』が求められているわけです。自らがどのように参加者をもてなすか、どのようにして魅力をつくりだすか。このイベントは実は単純なものです。ワインの産地に循環バスを走らせて、地域を散策するヒントとしてのガイドブックを制作するだけです。つまりインフラ整備です。その舞台の上で、地元の一人一人が自分の頭で考えて、自己表現をするのです。問われているのは私たち一人一人の『主体性』です。」
全体の話が終わったら、各部門に分かれて話し合いです。
受付会場の担当では、事務局長の鶴田を中心に話が進みます。
今年は駅前に受付会場を設けたので非常に便利になった分、参加者が集中する可能性があります。
また、当日受付の方々への窓口対応、インフォメーションセンターの充実を図るため、
この部門の工夫と整備が非常に重要です。
行政職員や銀行員、学生や会社員の方々など、皆さん個人として参加いただいています。
勝沼や塩山の地元ではない方々が多く、力の発揮できる分野で支えていただいています。
この部門は午前中が勝負。午後はボランティアの皆さんにも、ワインツーリズムを楽しんでいただきます。
こちらは地元チームです。
メイン会場やバス停や、まちの辻々で、なんでも相談に乗る案内人です。
地元の農家さん、看護婦さん、行政職員の方々など、当日はワインツーリズムの緑のタスキを掛けている面々です。
この部門は本当に一日中、大変です。当日は何百人の参加者と言葉を交わすことか。
こちらはワイナリー担当者会議です。
ガイドブックやその他資料をお配りして、全国からいらっしゃる参加者がどのような知識と意識をもって来るのか、全員で共有するところから始めます。
その上で各ワイナリーにおいても勉強会を開いてもらい、地域一丸となったおもてなしを目指します。
左の実行委員の土屋が持っているのは、まちじゅうに設置される「矢印表示」です。
ガイドブックのなかでご提案している散策ルートの道しるべとして、参加者の皆さんをガイドします。
これもガイドブックを見ながら、ワイナリー担当者たちが自ら設置します。
いまはワイナリーではちょうど忙しい時期ですが、仕事の合間を縫って、各エリアごとに集まって作業します。
折角地元からも地元以外からもボランティアが集まり、名だたるワイナリーのつくり手たちが集まっていたので、
各ワイナリーから自己紹介とワインツーリズム2009にかける意気込みを話していただきました。
このような場は、勝沼でもありそうでなかった光景です。
この地域の歴とした基幹産業であるワイン業界の若手たちが、誇りをもって語るワインづくり。
そして彼らは県内のボランティアの方々に対して、「是非、一度お立ち寄りください」と呼びかけました。
まずは足もとの地元から。地元で愛されてこその世界に誇れるワイン。
そんな空気が広がった会議室でした。
最後に「かつぬま朝市会」会長でワインツーリズム副実行委員長の高安から、勝沼・塩山の地元住民を代表して、
地域とワイナリーとが一体となるワインツーリズム2009のイメージが語られました。
「産地」とは様々な立場の人々が、様々な形で関わりあって成り立っています。
多様性があるからこそ、そこに文化が生まれます。
しかし、その「産地」の歴史が長ければ長いほど、互いの利害や意見の相違が深刻になります。
ぶどうとワインの産地・山梨もその例外ではありません。
これから私たちが、どんな「産地」を形成してゆくのか。
ワインツーリズムはその壮大な挑戦の第一歩です。
笹本 貴之/ワインツーリズム実行委員会 実行委員長

